省エネ型の給湯器について
給湯器は日々省エネ性能の高いものが開発されているので、交換する際にはその点も踏まえた選択をおすすめします。
交換費用が普通の給湯器より高くなってもガス代や電気代の節約分で結果的に取り戻せる可能性があるため、慎重に検討して購入するようにしましょう。
省エネ型給湯器には様々なタイプのものがあります。
最初にエネファームですがこれは家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの愛称で燃料電池とコージェネレーションシステムを併せ持った給湯器です。
コージェネレーションシステムとは発電時に発生する排熱を空調や給湯なのに利用するシステムのことです。
エネファームは発電能力、給湯能力が優れていて、非常時や緊急時でも自立運転が可能なものもあります。
しかし、販売価格はかなり高価です。
次にエコウィルですが、これはエネファームに近いタイプですが、エネファームが電池燃料で発電を行うのに対し、エコウィルはガス燃料になり、エネファームに比べ発電能力が劣ります。
次にエコジョーズですが、エネファームやエコウィルが発電能力を持っているのに対し、エコジョーズは発電能力がありません。
しかし従来型のガス給湯器よりも効率良く熱を利用するため、二酸化炭素の排出が少なく、ガス料金の節約にもなります。
最後にエコキュートですが、電力を使用しています。
ヒートポンプという技術を使用しているのも特徴でエコキュートを設置すると電気料金の割り引きなど優遇を受けることができる場合があります。
このように省エネ型給湯器には様々なタイプがあるので、給湯器の交換の際には比較検討するとよいです。